ビタミンDにまつわるetc…

4月22日(月曜日)

 

もうすぐ4月が終わる・・・

本当に毎日が早いです。

皆さんは10連休、何をされて過ごす予定ですか?

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最近、いろんな職種の方とお食事に行かせていただく機会があり、

とても勉強になるのですが

先日マザーヘルス協会の先生方とお会いしていました。

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「マザーヘルス協会」

産前産後のお母さんのトラブルは一方向からみただけで解決するものではないので

多職種の方があつまっていかにアプローチするかを検討する医療者の集団なんですが、

そこグループの整形外科の先生とビタミンDの話で盛り上がりました。

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最近不妊業界ではビタミンDがクローズアップされています。

当院でタイミングをとっておられる方たちは知っておられると思いますが、

ビタミンDは卵子形成にかかわっているとされています。

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卵子形成に必要な量のビタミンを摂取で補おうとすると

例えば「しいたけ」を1日50個程度を目安に食べないとだめなので、

サプリ等を併用することが推奨されているんですが、

ビタミンD。ほかの分野にも必要なものなんです。

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整形の先生のお話では、

腰痛や股関節痛など産前産後のトラブルがある方を調べると、

のきなみビタミンDが皆さん低いそうです。

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私が専門とする思春期学でも研究発表などで、

最近裸眼視力が1.0未満の近視の方の割合が増えてきているんですが

その方たちも調べるとビタミンDが低いとの報告があります。

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そう思うとビタミンDってなんやねん、、と思ってしまいますよね。

 

種々の症状とビタミンDの因果関係がわかっていない点ももちろんありますが、

ビタミンDが減っている原因は、食生活ももちろんありますが

特に幼少期に外で過ごす時間が減っていることが1つとされています。

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わたしには小学生の子供がおりますが、例えば小学校のプール。

熱中症の予防の観点から

プールの温度が何度を超えたら野外活動(プールの授業)は中止、という

決まりがあります。

昨年は暑かったので何度プールが急遽中止になったことか。

4月の今日でさえ最高気温予測26度。

今年もきっと暑くて、何度かプール中止になるんだろうなぁ・・・

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紫外線による皮膚がんのリスク、気温上昇による熱中症のリスク・・・

種々の環境要因から日中に外で遊ぶ機会も、トータル時間も昔より格段に減り

また外出時にはとってもSPFの高い精度のいい日焼け止めクリームを塗ることで

外出していても日光浴が十分できていない。

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屋内にいる時間が増え、それによる二次的弊害で

ゲームやテレビ、スマホ、パソコンを見る機会が増える。

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日光浴しないことで骨代謝がわるくなり、ビタミンDも減る。姿勢も悪くなり、

全身の血液の流れが悪くなる。

結果、夜間眠れない、気分の浮き沈みが激しい、感情のコントロールができない、

立ち眩みしやすい、体温調節しにくいなどといった自律神経系のトラブルがおこる、、、

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現在病の一種かもしれませんね。

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今がよければすべて良しでは決してない。

今の習慣が、今後のトラブルにつながることはたくさんあります。

喫煙もその一つ。

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現在は二人に1人が90歳以上まで生きるといわれている時代です。

どうせ長生きするなら、

きれいで、健やかで、元気に、目指せ快適ライフ!

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そのために今をどう過ごせばいいのか、何に注意したらいいのか、

ご興味ある方はぜひ相談にきてくださいね(*^-^*)

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