ぶつ切りの医療ではなく・・・
7月28日(火曜日)
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先日、中村院長とラジオ収録にいってきました。
FMひらかた77.9MHz、
「位置ラジ」という無料アプリをインストールしていただけると
枚方以外でも聞くことができますが、
毎週日曜日11時49分ー(再放送は毎週木曜日22:00-)で放送しています。
ぜひ聞いてみてください。
8月はリスナーからの質問に答える特集になっています。
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リスナーさんからの質問
「生理痛」「生理不順」「月経前症候群」「更年期症状」にまつわる etc…
「不妊治療で薬をたくさん使うことでの悪影響はないのか?」
「母も不妊治療で私を妊娠した。
不妊治療は遺伝するのか?私も治療が必要か?」など
質問は多岐にわたっており、私と院長とでお答えさせていただいています。
もしみなさんもこれは外来では聞きにくいけど、
匿名で聞いてみたい!などありましたら、
mail@kiku-.fm779.com もしくは FAX072-843-8686 まで
ぜひ質問いただけたらと思います(^^♪
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さて、収録終わり院長ともしみじみ話していたんですが、
私はもともとお産が大好きで産婦人科医になり、
様々な過程を経て、現在不妊治療と思春期治療、
トータルヘルスケアをメインで勤務するに至っています。
表題にもありますが、
ぶつぎりの治療ではなく一生を考えた医療介入って大事だなと年々思います。
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●初潮の平均は12.3歳
それより早すぎても遅すぎてもその後に影響がある可能性もあるので
大体初めて生理がくるのは何歳くらいなのかを知っている必要がある。
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●生理痛
「痛」と書くけど痛いのが普通と思っていてはダメ
生理痛を我慢するとその後に病気に発展することになる。
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●卵質
妊娠を考えたいとき卵子の質がそこには大きくかかわっていて
何気なく過ごす日常が卵質にいかに関わっているかを
知っていると知らないとでは大きく差が出る・・・など。
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女性の一生はすべてつながっていて、あとから後悔しても戻れないときもある。
ぜひ、皆さんに「未病の治療」の意義を知ってほしいなと思います。
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今対面している、ぶつぎりの問題を解決するために産婦人科に来るのではなく
自分の一生をトータルコーディネートするために
一生を支えるヘルスケアができる医療を受けに行ってほしいなと、思います。
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リスナーさんからのお手紙にも「産婦人科はなんだか受診しにくい」と
よく書かれています。
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・・・確かに行きにくい
産婦人科医の私ですら、
いかざるを得ない何かがないと行きたくない科のトップ1・2を争う科ですが
診察は希望されないならしなくて、話だけでもかまいません。
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何歳から、や
何歳まで、が行く科という縛りももちろんありません。
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気軽に話だけでもぜひ聞きに来ていただいて、
みなさんの一生のプランニングが一緒にできたらいいなと思います( ^^)
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交野でお待ちしています♪
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