子供への性教育、どうします？

７月５日(月曜日）.

急にここ数日蒸し暑さが倍増・・・

熱中症にしょっちゅうなりかける私としては、過酷な季節に突入してきました。

みなさんも気を付けてくださいね。

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さて、先月から今年度の性教育が始まり、

枚方市交野市を中心とした中学校、高校に回っています。

体育館があつく、講演最後の５分はもうろうとしながら話していますが(笑)

我が家も娘、息子ともに思春期。

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私は、たくさんの思春期世代に

一人の医師としてぶっこんだ話をしていますが、

実際自分の子供たちに親として面と向かっては案外話しにくい。

そんな中、

医者として親として目線で思ったことをつらつらと今日は書かせていただきます。

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みなさん、子供の恋愛事情。どう考えておられますか？

ふと、いつだったら早くなくて、いつだったら適齢期で、

いくつで経験がなかったら遅いのか？と、思ったんですよね。

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私個人の意見ですが、恋愛をするしないも自由ですし

人を好きになる、その人と一歩進んだ関係性を構築する、

個々のタイミングでいいと思っています。

適齢期、ってないのかな？と。

ただ、自分と相手のこころも体も大事にする、ということを知っているという

基盤がないとだめだなと思っていますが。

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我が家の子供たち、二人これからたくさんの人に出会い、

その人たちが、友達になり、恩師になり、時には恋人にもなったりしながら

大いに幸せな気持ちになり、不安も感じ、泣き、笑い、いろんな思いを経験したらいいなと思っています。

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ただ、恋愛において

予期せぬ妊娠や病気、もちろんできれば経験してほしくない。

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でも今の医学で１００パーセントの避妊や性感染症など、予防する措置がないので

最悪、１００歩ゆずって精神的に負担になることも、もし経験したとしても

人は立ち直れる生き物なので、どーんと支えたいと思っています。

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でもリスクは冒さず、なるべくなら避けられるものは避けてほしい。

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最近はピルを飲む、ということに対する抵抗も随分と減ってきて

このブログでも何度か取り上げましたが「生理は制することができる」という考えが

浸透してきているよう感じます。

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生理痛や生理量の軽減、生理前のイライラやにきびの予防、

旅行や試合や試験日と生理が重ならないよう生理を移動する、そんな目的で内服するピル。

避妊も兼ねます。

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２０１８年の統計では全女性の中絶率は１５％ですが

うち２０歳未満の年齢は６０％が中絶しています。

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これは予期せぬタイミングの妊娠だったから。

きちんとした避妊方法をしらなかったから。

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避妊の話を子供にするのって、なかなかタイミングやきっかけが難しくないですか？

でも違うアプローチで飲んでいるピルが、

実は予期せぬ妊娠をしない効果も兼ねてるし

実際の避妊などの話は

そういうタイミングがあった時に話すとして、、、なら

少し親として気が楽なのかな？と。

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なかなか思春期世代、産婦人科に受診するのって

やっぱり未だにハードル高いと思います。

もしお子さんと一緒に来院が難しい、でも話は聞きたいという時も、

最終薬を処方することになりましたらご本人の来院はもちろん必須なんですが、

まずは親御さんのみ相談に来院していただいてもかまいません。

いつでもお待ちしています★

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