妊活において必要なものは?パート2

おはようございます!

6月になりましたね。そろそろホタルが飛ぶ時期。

ホタル見学ツアーを企画しようかなとたくらんでいます( *´艸`)

 

さて、前回に続いて妊娠において必要なもののお話を今日もさせていただこうかと思います。

前回は卵巣についての話でしたが、今日は 「②子宮」 です。

 

子宮。

本当に不思議な臓器ですよね。

医療が進歩し、人工血管、人工心肺、人工関節など様々なものができましたが

人工子宮はいまだできておらず、たぶんこれからもこんな臓器作れないんじゃないかと思います。

 

私が学生の時、腹膜妊娠の研究がラットでされていると聞いたことがあるんですが

その後医者になって十数年、いまだ実現せず、子宮移植がやっと治験で始まるところまできたくらいです。

 

もともと子宮は鶏の卵くらいの大きさの臓器なんですが、

これが妊娠中後期には約3kg、

双子さんを妊娠しているときは二人合わせて6kg近くのものが入るくらいまで伸びます。

 

お米で考えて3kg、6kg・・・

これがお腹の中に入るスペースが女性の小さいからだにある、というのも想像すると不思議です。

本当に妊娠って考えれば考えるほど不思議。。。

 

「子宮」

妊娠のためだけに必要で、そのためだけなのに、妊娠と関係ない時期から一生お付き合いしないといけない臓器です。

女性は平均12.3歳から初潮が始まり、一生で約450回の生理があり、

子宮頸がんや体がん、筋腫や内膜症といった病気が生じることもある臓器です。

 

前回、卵巣は鍛えられない臓器で、年齢とともに機能が落ちるとの話をしましたが、実は子宮は鍛えることができます。

ホルモンによってサイズが変わります。

 

排卵がうまくいっていない方は、女性ホルモンがベースで低い状態が続いているので子宮は小さめの方が多いんですが

治療したり、排卵障害が改善すると正常サイズに戻ります。

 

もし、私の子宮は?と思う方は、がん検診やブライダルチェックなどでぜひご相談いただければと思います(*^-^*)